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国際うなぎLABがFAO水産委員会(The Committee on Fisheries)で紹介されました!

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FAO水産委員会(COFI 2014)のサイドイベントとして「Eel Talks」と題したミニシンポジウムが去る6月9日から1週間イタリアのローマで開催されました。このシンポジウムは塚本勝巳所長の発案で、日本の水産庁が主催したものです。国際うなぎLABも東アジア鰻資源協議会、日大ウナギ学研究室とともに共催することとなりました。会場はローマFAO内のIran Roomで、その外のロビーを使ってポスターセッションが行われました。このセッションではランチタイムのコーヒーとサンドイッチが振る舞われ、多くの参加者が訪れて、各種ポスターを見ました。国際うなぎLABの展示したポスターでは、その設立目的や目指す研究ならびに期待される効果等が説明されました。また完全養殖技術の現状と問題点に関するポスターや日本うなぎの文化、ニホンウナギの資源状況をまとめたポスターも日本代表団から展示されました。他に、フランスやニュージーランドの代表団によるウナギの資源保全と文化に関するポスターや口頭発表もありました。こうしたイベントをFAOで開催することで、各国の水産代表団の方々に世界的なウナギ資源の現状と危機を知っていただき、その保全に力を貸してもらえるのではないかと思っています。塚本所長からのウナギを愛する皆さんへのメッセージです。「私たち国際うなぎLABは、あなたとお会いできることを楽しみにしています。清流と森に囲まれた自然豊かな空間が、あなたの心を癒してくれます。しばし悠久のひと時を、国際うなぎLAOで体感してみて下さい。そして、私たちと一緒に、今資源が激減してしまったウナギの保全について考えてみませんか。」*お断り:「国際うなぎLABO」は、今後は「国際うなぎLAB」と表示することとします。(文責:田中義久)

[2014年08月26日]

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