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「うなぎ」食のフォーラムIN宮崎!盛会のうちに開催!

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去る10月23日(金)に宮崎市のワールドコンベンションセンターサミットにおいて、国産ウナギの自給率向上と安定供給への取り組みをテーマとする食のフォーラムを、宮崎県鰻販売事業協同組合、宮崎県養鰻漁業生産組合、株式会社大森淡水との共同主催で開催いたしました。食料自給率向上を目指す、国民運動としての「FOOD ACTION NIPPON」の推進パートナーとして、この運動を盛り上げ、食料自給率の向上への理解と認識そして行動を起こすことでの一助に資することを目的として開催したものです。会場には、県内外から、行政機関、養鰻生産業界、流通業界、加工業界、販売業界等から200名を超す多くの方々の参加をいただき盛大に開催されました。冒頭に、東国原宮崎県知事から「宮崎は我が国の食糧基地である。食料自給率の問題は極めて重要な課題である。行政としても自給率アップのための指導援助は惜しまない。多くの方がこの取り組みに参加していただき食料自給率向上を目指して頂きたい。」との挨拶がありました。続いて「FOOD  ACTION NIPPON」推進本部の芳野事務局長より「FOOD ACTION NIPPON」の設立趣旨そして食料自給率向上に向けた取り組み等について説明がなされ、生産者から消費者までが共通の認識を持って食料の自給率アップへの理解を深めて頂きたいとの要望がなされ、今回の自主的な民間サイドでのフォーラムの開催に高い評価をしていただきました。また、ウナギの行動生態研究で、遠くマリアナ諸島スルガ海山方面へ毎年「白鳳丸」で調査に出向き、日本ウナギの産卵場所を特定された東京大学海洋研究所所属の青山潤准教授から、「ウナギ、汝尊きもの〜にょろり旅の果てに〜」という演題で講演をいただきました。氏はアフリカにウナギの新種を求めて旅しそれをエッセイにまとめ、某出版会社のエッセイ賞を受賞した著述家で、興味ある話に時間の経過を忘れました。最後に、プロ野球解説者の中畑清氏が応援挨拶として登壇され、「食料自給率アップに一人一人が関心を持ち行動しましょう。宮崎はウナギの生産量が全国第3位であることは最近まで知らなかった。ウナギをたべれば米も食べるし食欲も沸く、そうすることで食料自給率も上がっていく。私も宣伝を大いにやらせて頂く。」との強い激励をいただきました。最後に国民運動基本メッセージをお伝えします。「子供たちの子供たちも、その、ずーっと先の子供たちも食べていけますように。」(文責:田中義久)

[2009年10月29日]

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