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世界ウナギシンポジウム宮崎大会のプログラム固まる!

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19日(日)の開会を間近に控えた地方初の「世界ウナギシンポジウム宮崎大会」のプログラムがついに固まった。世界8カ国(米・ニュージーランド・イタリア・インドネシア・フランス・オランダ・アイルランド・ベルギー・日本)から21名の各国を代表するウナギの研究者がここ宮崎に参集する。プログラムは、2部構成で、第1部は日本のウナギ研究の第一人者である東京大学海洋研究所の塚本勝巳教授の「日本におけるウナギの資源保全と研究」の基調講演を皮切りに、この夏、マリアナ諸島西方で水産庁の漁業調査船開洋丸が親ウナギを捕獲した際に乗船されていた九州大学望岡典隆先生の捕獲の奮闘報告、また、日本鰻協会顧問の吉島重鐵先生の、「日本の鰻市場と日本鰻協会の活動について」のお話をお聞きするすることとしている。第2部からシンポジウムで、「各国におけるウナギの資源保全と研究」というテーマで8カ国の代表者がそれぞれ20分間に渡る発表を行うことになっている。これだけのメンバーが一堂に集うシンポジウムは、これまでは東京でしか聴くことのできない発表であり、地方において開催できることは、恐らくこれが最初で最後かと思われる。このようなシンポジウムを開催できる誇りと喜びを噛み締めながら、日々刻々と迫る開催準備にスタッフ一同嬉しい悲鳴を上げています。各国からご出席していただく研究者の皆さん!宮崎でお会いできることを楽しみにしています。

[2008年10月14日]

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